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ボウリングの10ゲームの時間は?人数別のシミュレーション

ボウリングの10ゲームの時間は?人数別のシミュレーション

ボウリングの10ゲームの時間って、どれくらいかなのか気になりますよね。

僕はボウリング歴12年になりますが、初めて10ゲーム投げようとしたときは「これ、何時間かかるんだ?」ってドキドキしたのを覚えています。

投げ放題プランを使うときも、友達との予定を組むときも、事前に時間の目安を知っておくと安心ですよね。

まず最初に要点だけをまとめると……

  • 1人でプレイする場合は約1時間40分~2時間50分が目安
  • グループだと人数×約12~15分で計算するのが現実的
  • 後半のペースダウンを考慮して、余裕を持った時間配分が必要
  • 投げ放題で10ゲーム達成できるのは基本的に1人プレイのみ
  • 体力温存のコツはボールの重さ・フォーム・休憩の3要素

この記事では、実際の投球ペースや人数別のシミュレーション、さらには体力的な問題まで、ボウリングの10ゲームにかかる時間について徹底的に解説していきます。

あなたの計画作りに、きっと役立つはずですよ。

ボウリングの10ゲームにかかる時間はどれくらい?

ボウリング場のアナログ時計と男性

ボウリングの10ゲームにかかる時間は、プレイ人数と投球ペースによって大きく変わってきます。

基本的な計算方法としては、1人あたり1ゲーム約10~15分として考えるのが妥当。

この章では、以下の3つのポイントから具体的な時間を見ていきましょう。

  1. 1人でプレイする場合の最短/最長時間の目安
  2. グループでプレイする場合の人数別の所要時間シミュレーション
  3. 途中からペースダウンすることも計算に入れよう

それぞれのケースで、どれくらいの時間が必要なのか、具体的な数字を交えながら解説していきますね。

ピン太
ピン太
実際の投球時間だけじゃなく、休憩時間も含めて考えることが大切です。

1人でプレイする場合の最短/最長時間の目安

1人で10ゲームを連続してプレイする場合、最短で約1時間40分、最長で約2時間50分が現実的な目安になります。

なぜこれほど幅があるのか。

それは投球ペースと休憩の取り方によって、所要時間が大きく変動するからなんです。

ハイペースで投げた場合の最短時間

構えが早く、テンポよく投げ続けられる人なら、1ゲームあたり約10分で完了します。

この場合、10ゲームの合計は約100分(1時間40分)という計算に。

ただし、これは休憩をほとんど取らず、集中して投げ続けた場合の話です。

投球後すぐにボールをセットして、次の投球の準備に入る。

ピンセットの時間を利用して、次の投球のイメージを固める。

こうしたスピーディな動きができる人は、かなり短時間で終えられるでしょう。

標準ペースで休憩を挟んだ場合の最長時間

一方、標準的なペースで投げる場合は1ゲームあたり約15分が目安になります。

さらに1ゲームごとに数分の休憩を挟むと、休憩時間が合計で約20分追加されることに。

要素 最短時間(ハイペース) 最長時間(標準ペース+休憩)
10ゲーム合計 10分×10ゲーム
=100分
15分×10ゲーム
=150分
休憩/インターバル ほとんどなし 1ゲームごとに数分×9回
=20分
合計所要時間 約1時間40分 約2時間50分

結局のところ、10ゲームという長丁場では、適度な休憩を取るのが現実的。

水分補給やトイレ休憩を考えると、最長時間の見積もりで計画を立てるのが安心ですよ。

体力消耗を考慮した現実的な時間配分

10ゲームは、最低でも120投以上の投球回数になるため、体力の消耗は避けられません。

特に後半になると、腕や手首に疲労が蓄積してきます。

そのため、前半5ゲームはスムーズに進んでも、後半5ゲームは投球ペースが落ちる可能性が高いんです。

実際に10ゲームを投げる場合は、最長時間の2時間50分前後を見込んでおくと、焦らずに投げられますよ。

ピン太
ピン太
10ゲームは想像以上に体力を使います。余裕を持った時間設定が大切ですね。

グループでプレイする場合の人数別の所要時間シミュレーション

グループでボウリングを楽しむ場合、人数が増えれば増えるほど、所要時間は大幅に延びていきます。

なぜかというと、自分の順番を待つ時間が増えるだけでなく、会話や雑談の時間も自然と増えるからです。

ここでは、2人・3人・4人それぞれのケースで、10ゲームにかかる時間をシミュレーションしてみましょう。

基本的な計算方法

グループプレイの場合、1人あたり1ゲーム約12~15分として計算するのが妥当です。

これは、投球動作だけでなく、順番待ちの時間や会話の時間も含めた数字になります。

さらに、グループプレイ特有の「休憩・会話補正」として、計算上の時間に1.2倍をかけるのがおすすめ。

友達と投げると、どうしても盛り上がって話し込んでしまうものですからね。

人数別の所要時間一覧

人数 1ゲームあたりの時間目安 10ゲームの合計時間目安
2人 20分×1.2(休憩・会話)
=25分
25分×10ゲーム
=4時間10分
3人 30分×1.2(休憩・会話)
=38分
38分×10ゲーム
=6時間20分
4人 40分×1.2(休憩・会話)
=50分
50分×10ゲーム
=8時間20分

この表を見ると分かる通り、4人で10ゲーム投げるとなると、8時間以上かかる計算に。

まぁ、さすがにこれは長すぎますよね。

グループプレイで時間が延びる主な要因

グループでプレイする際に時間が延びる要因は、以下のようなものがあります。

  • 順番待ちの時間:人数が多いほど、自分の番が回ってくるまでの待ち時間が長くなる
  • 会話や応援:友達のプレイを見て盛り上がったり、コメントし合ったりする時間
  • スコア確認:複数人のスコアを比較したり、ストライクを喜び合ったりする時間
  • 休憩の増加:グループだと「ちょっと休憩しよう」という流れになりやすい
  • 飲食タイム:みんなで飲み物を買いに行ったり、軽食を取ったりする時間

つまり、グループでのボウリングは「投球の時間」よりも「交流の時間」が大きな割合を占めるんです。

とはいえ、それがグループプレイの醍醐味でもありますからね。

現実的なゲーム数の目安

正直なところ、グループで10ゲームというのは、かなりハードなプランだと言えます。

2人でも4時間以上、3人以上になると6時間を超えてしまう。

友達と楽しむなら、3~5ゲーム程度に抑えるのが現実的でしょう。

10ゲームという目標は、やはり1人プレイか、せいぜい2人までにしておくのが無難ですね。

ピン太
ピン太
グループだと会話も楽しみの一つ。時間に余裕を持って計画しましょう。

途中からペースダウンすることも計算に入れよう

10ゲームという長丁場をプレイする場合、途中からのペースダウンは避けられない現実です。

なんていうか、前半はサクサク投げられても、後半になると明らかにペースが落ちてくるんですよね。

これを計算に入れておかないと、「思ったより時間がかかった!」という事態になってしまいます。

ペースダウンが起こる主な要因

ボウリングを長時間続けると、以下のような理由でペースが落ちてきます。

  • 肉体的な疲労:投球回数が増えると腕や手首、肩に疲労が蓄積し、フォームが崩れやすくなる。ボールをセットする動作や次の投球までの準備が遅くなる
  • 集中力の低下:連続してプレイすることで、スコア計算やピン配置への意識が薄れ、無意識に間隔が長くなってしまう
  • 休憩の増加:長時間のプレイになるため、飲料や軽食を取るための休憩、トイレ休憩が自然と増えていく
  • モチベーションの波:スコアが伸び悩んだり、ガターが続いたりすると、気持ちの面でも一時的にペースが落ちることがある

特に2人プレイの場合、約200投以上の投球回数になりますから、体への負担はかなりのもの。

これを甘く見ると、後半になって「もう腕が上がらない……」なんてことにもなりかねません。

ペースダウンを考慮した時間延長の計算例

シミュレーションで算出した時間に、後半のペースダウンによる遅延を考慮する必要があります。

例えば、最初の5ゲームは標準ペースで進んでも、後半の5ゲームは休憩や疲労により1ゲームあたり5~10分余分にかかると仮定しましょう。

2人プレイの場合で計算すると、こんな感じになります。

  • 前半5ゲーム:25分×5ゲーム=125分
  • 後半5ゲーム:(25分+5分)×5ゲーム=150分
  • 合計:125分+150分=275分(4時間35分)

このように、ペースダウンを見込むと、当初の計算よりも約25分ほど余分に時間がかかる計算に。

結局のところ、余裕を持った時間配分が大切だということですね。

グループプレイでのペースダウンはさらに顕著

グループでプレイする場合、ペースダウンの影響はさらに大きくなります。

人数が多いと、「ちょっと休もうか」という提案が出やすくなったり、誰かが飲み物を買いに行く間に全員が待つことになったり。

3人以上のグループで10ゲームを目指す場合は、単純計算の時間に加えて、さらに30分~1時間程度の余裕を見ておくのが賢明でしょう。

やっぱり、楽しく投げるためには、時間に追われないスケジュールが一番ですからね。

ピン太
ピン太
後半のペースダウンは必ず起こるもの。最初から計算に入れておきましょう。

ボウリングの10ゲームにかかる時間に関するQ&A

20代の男性と壁掛け時計

ここからは、10ゲーム投げる際によく出てくる疑問について答えていきます。

具体的には、以下の2つのポイントを解説しますよ。

  1. 10ゲーム投げ切るためのコツは?(ボールの重さ・投球フォーム・休憩)
  2. 投げ放題で10ゲームは実行可能?(人数や制限時間別の到達ゲーム数)

どちらも実践的な内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

10ゲーム投げ切るためのコツは?(ボールの重さ・投球フォーム・休憩)

10ゲームという長時間の投球を怪我なく、高い集中力で投げ切るためには、体力温存とフォームの安定が非常に重要になってきます。

ただ、具体的に何をすればいいのか。

ここでは、ボールの重さ・投球フォーム・休憩という3つの観点から、実践的なコツを解説していきますね。

ボールの重さ(Weight)

普段使っているボールより少し軽めのボールを選ぶことを検討しましょう。

10ゲームは、最低でも120投以上の投球回数となり、特に腕や手首に大きな負担がかかります。

わずかに軽いボールを選ぶことで、筋肉の疲労を遅らせ、後半のフォーム崩れを防ぐことができるんです。

具体的な目安としては、以下のような感じ。

  • 初心者・中級者:普段より1ポンド(約450g)軽いボールを選ぶ
  • 上級者・マイボール使用者:通常より1ポンド程度落とすことが推奨される場合もある
  • ハウスボール使用者:「ちょっと軽いかな?」と感じるくらいが、長時間プレイには適している

正直、最初のうちは「物足りないな」と感じるかもしれません。

とはいえ、後半になって「やっぱり軽くしておいて良かった」と思うはずですよ。

投球フォーム(Form)

長時間の投球セッションでは、省エネ投法を意識し、動作の安定性を最優先すべきです。

つまるところ、スピードや威力を出すことよりも、毎回同じ場所に、安定した回転で投げることを優先するということ。

具体的なポイントは以下の通り。

  • 力まない:全力で投げようとせず、7~8割の力で安定したフォームを維持する
  • 軽い曲がり:大きく曲げようとすると腕や手首に負担がかかるため、比較的真っ直ぐ、または小さなフックで狙う投球を意識する
  • リズムを一定に:投球前のルーティンを決めて、毎回同じリズムで投げることで、無駄な力みを防ぐ
  • フォロースルーを丁寧に:投げた後の動作まで意識することで、フォーム全体が安定しやすくなる

疲労が蓄積すると、フォームが崩れてボールがブレ始めます。

それに抗って力むと、さらに疲労が加速してしまう。

安定したフォームは、体力的な消耗を抑えるだけでなく、スコアの急激な低下を防ぐ効果もあるんです。

休憩(Rest)

意識的に短い休憩と身体のケアを取り入れることが、10ゲームを投げ切る上で欠かせません。

具体的には、以下のような休憩方法がおすすめ。

  • 水分補給と栄養補給:定期的に水分(スポーツドリンクなど)を取り、エネルギー切れを防ぐため、バナナなどの軽い糖質を補給する
  • ストレッチ:ゲーム間に、投球で酷使する手首、肩、腰などのストレッチを行う。特に肩甲骨周りをほぐすと、後半の投球が楽になる
  • 強制的な小休憩:3~4ゲームごとに一度、席を立ってトイレに行く、飲み物を買いに行くなど、投球動作から離れる時間を設ける
  • アイシング:腕や手首が熱を持ってきたら、冷たいペットボトルを当てるなどして軽く冷やす(冷やしすぎには注意)

なにはともあれ、休憩を「サボり」だと思わないこと。

適切な休憩は、パフォーマンスを維持するための重要な戦略なんです。

僕の経験上、3ゲームごとに5分程度の休憩を取るのが、集中力を保つのに最適だと感じています。

ピン太
ピン太
軽めのボール、省エネフォーム、こまめな休憩。この3つが10ゲームを投げ切る鍵です。

投げ放題で10ゲームは実行可能?(人数や制限時間別の到達ゲーム数)

ボウリング場の投げ放題プランで10ゲームを達成できるかどうか、これはめちゃくちゃ気になるポイントですよね。

結論から言うと、投げ放題で10ゲームを達成できるのは、基本的に1人でプレイする場合のみです。

その理由を、制限時間と人数の関係から詳しく見ていきましょう。

投げ放題の一般的な制限時間

多くのボウリング場の投げ放題プランは、2時間~3時間の制限時間を設けています。

この時間内に10ゲームを完了させるためには、1ゲームあたりどれくらいのペースで投げる必要があるのか。

制限時間 2時間(120分) 3時間(180分)
1ゲームの目安 約12分
(120分÷10ゲーム)
約18分
(180分÷10ゲーム)

つまり、2時間制限なら1ゲーム12分以内、3時間制限なら1ゲーム18分以内で投げ続ける必要があるということ。

これを実現できるかどうかが、鍵になってくるんです。

人数別の到達ゲーム数シミュレーション

先ほど解説した1ゲームあたりの所要時間を基に、制限時間内で10ゲームに到達可能かどうかを判断してみましょう。

人数 1ゲームの標準所要時間 10ゲームに必要な時間 3時間(180分)での到達可能性
1人 約10分 約100分
(1時間40分)
⭕ 実行可能
2人 約25分 約250分
(4時間10分)
❌ 困難(制限時間超過)
3人 約38分 約380分
(6時間20分)
❌ 不可能(大幅超過)

この表を見れば一目瞭然ですよね。

1人なら余裕で達成できますが、2人以上になると制限時間内での達成は厳しくなります。

1人でプレイする場合の詳細

1人でプレイする場合、2時間または3時間の投げ放題であれば、10ゲームは十分に実行可能。

休憩を挟んでも、多くの時間を残して達成できるでしょう。

実際、3時間制限の場合は以下のような余裕が生まれます。

  • 投球時間:100分(1ゲーム10分×10ゲーム)
  • 余裕時間:80分(制限時間180分-投球時間100分)
  • 活用例:ゲーム間の休憩、水分補給、ストレッチなどに使える

で、この余裕時間があるおかげで、焦らずマイペースに投げられるんです。

2人以上でプレイする場合の現実

2人以上でプレイする場合、10ゲームを達成するのは現実的ではありません。

2人の場合、最低でも4時間以上の時間が必要であり、一般的な投げ放題の3時間制限では実行は困難です。

現実的には、以下のようなゲーム数が達成可能な目安になります。

  • 2人の場合:3時間制限で最大6~7ゲーム程度
  • 3人の場合:3時間制限で最大4~5ゲーム程度
  • 4人の場合:3時間制限で最大3~4ゲーム程度

というか、グループで投げ放題を利用する場合は、ゲーム数よりも「みんなで楽しむ時間」を優先した方がいいかもしれませんね。

店舗の混雑状況も考慮しよう

投げ放題は、店舗が空いている平日や早朝の時間帯に実施されていることが多いため、他レーンを待つ時間は少ない傾向にあります。

ただし、週末や夜間は混雑により投球テンポが下がり、到達ゲーム数はさらに減少する可能性も。

混雑時には、ピンセットの機械トラブルが起きたり、スタッフを呼ぶ必要が出てきたりと、予想外の待ち時間が発生することもあります。

投げ放題で10ゲームを目指すなら、やはり1人プレイで、かつ空いている時間帯を狙うのがベストですね。

ボウリングの10ゲームの時間のまとめ

ボウリングの10ゲームにかかる時間について、ここまで詳しく解説してきました。

最後に、重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  • 1人でプレイする場合は約1時間40分~2時間50分が目安
  • グループプレイでは人数が増えるほど時間が延び、4人なら8時間以上かかる
  • 後半のペースダウンを考慮して、余裕を持った時間配分が必要
  • 10ゲーム投げ切るコツは、軽めのボール・省エネフォーム・こまめな休憩
  • 投げ放題で10ゲーム達成できるのは基本的に1人プレイのみ

10ゲームは想像以上に体力を消耗する長丁場。

でも、事前に時間の目安を知っておけば、安心して計画を立てられますよね。

あなたのボウリングライフが、より充実したものになることを願っています。

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