ボウリングは1ゲームに何回投げれるのか、正直気になりますよね。
僕はボウリング歴12年になりますが、初めて行ったときは「えっ、もう終わり?」とか「まだ投げるの?」って、回数の感覚が全然つかめなかったんです。
まず最初に要点だけをまとめると……
- ボウリングの1ゲームは最小12投、最大21投
- 基本は1フレーム2投で全10フレーム構成
- ストライクが出たらそのフレームは1投で終了
- 10フレーム目だけは最大3投まで投げられる特別ルール
- 初心者は平均18~20投くらいになる傾向
この記事では、ボウリングの投球回数の仕組みを、初心者のあなたでもすぐに理解できるように解説していきます。
友達同士やデートでボウリングに行く前に読んでおけば、「あれ、この人ルール知ってるな」って思われて、ちょっとスマートに見えるかもしれませんよ。
ボウリングは1ゲームに何回投げれる?

ボウリングの1ゲームで投げられる回数は、最小12投から最大21投の間で変動します。
この幅が生まれる理由は、あなたがストライクやスペアをどれだけ出すかによって、投球回数が変わってくるからなんです。
具体的には、以下のポイントを押さえておけば、投球回数の仕組みがバッチリ理解できます。
- 最小12投と最大21投の条件
- 基本的な1フレーム2投のルール
- 10フレーム目の特別ルール
- ストライクが出たときの変化
それぞれ詳しく見ていきましょう。
最小12投、最大21投
ボウリングの1ゲームで投げる回数は、プレイヤーの成績によって大きく変わってきます。
最小と最大の投球回数を表にまとめると、こんな感じになりますね。
| 条件 | 投球数 | 内訳 |
|---|---|---|
| 最小投球数 (パーフェクトゲーム) |
12投 | 第1~9フレーム:9投 第10フレーム:3投 |
| 最大投球数 (全フレーム2投で 10フレーム目にスペア) |
21投 | 第1~9フレーム:18投 第10フレーム:3投 |
最小12投になるのは、全ての投球でストライクを出す「パーフェクトゲーム」を達成したときです。
これは第1フレームから第9フレームまでが各1投で終わり(9投)、第10フレームでストライクを3回続けて出す(3投)という、めちゃくちゃ難しい条件なんですよ。
一方で、最大21投になるのは、第1フレームから第9フレームまで全て2投ずつ使い(18投)、さらに第10フレームでスペアを出して3投目まで投げた場合です。
つまり、ストライクをあまり出さずに、丁寧に2投ずつ投げていくと、投球回数は自然と多くなっていくわけですね。
初心者のあなたがボウリングに行くと、だいたい18投から20投くらいになることが多いです。
なぜかというと、ストライクはそんなに簡単に出ないので、多くのフレームで2投ずつ投げることになるからなんです。
基本は1フレーム2投、全10フレーム
ボウリングの基本構造を理解しておくと、投球回数の計算がぐっと楽になりますよ。
ボウリングの1ゲームは「フレーム」という単位で区切られていて、全部で10フレームあります。
各フレームでは、原則として2回まで投球できるんです。
具体的なフレームの仕組みはこんな感じです。
- 第1フレーム~第9フレーム:各フレームで最大2投
- 1投目で10本全部倒せなかったら、2投目で残りのピンを狙う
- 2投使い切ってもピンが残る場合もある(これを「オープンフレーム」と呼ぶ)
- 第10フレーム:特別ルールが適用される(後述)
ですから、ストライクを1回も出さずに全フレームで2投ずつ投げると、第1フレームから第9フレームだけで18投になるわけです。
スコアシートを見ると、横に10個の四角いマス(フレーム)が並んでいて、それぞれのマスに2つの小さな記入スペースがあるのがわかります。
ボウリングは基本的に「10本のピンを2回で倒す」というシンプルなゲームなんですが、ストライクやスペアといった要素が加わることで、投球回数が変化していくんです。
10フレーム目だけは最大3投まで投げられる
第10フレームは、ボウリングの中で唯一特別なルールが適用される重要なフレームです。
第10フレームでは、ストライクやスペアを出すと、ボーナスとして追加の投球ができるんです。
第10フレームの投球回数をパターン別に整理すると、以下のようになります。
| 第10フレームの結果 | 投球回数 | 説明 |
|---|---|---|
| ストライクを出した | 3投 | 1投目がストライク さらに2投追加 |
| スペアを出した | 3投 | 2投目でスペア さらに1投追加 |
| ストライクも スペアも出なかった |
2投 | 通常通り2投で終了 |
つまり、第10フレームでストライクを出せば、そこからさらに2回投げられるということ。
これはスコア計算のためのボーナス投球なんですが、実際に投げる回数としてカウントされるので、投球数が増えるわけですね。
例えば、第10フレームで1投目にストライクを出したとしましょう。
通常のフレームならそこで終了ですが、第10フレームでは「じゃあボーナスであと2回投げてね」となるんです。
この2回もストライクを出せれば、第10フレームだけで3投することになり、しかもそれが全部ストライクなら、かなり高得点になります。
逆に、第10フレームでストライクもスペアも出なければ、普通に2投で終わります。
ですから、第10フレームの結果次第で、1ゲーム全体の投球回数が2投から3投まで変わってくるんですよ。
ストライクが出たら1投で終了
ストライクは、1投目で10本のピンを全て倒すことを指します。
ストライクが出ると、そのフレームの投球は1投で終了し、2投目は投げません。
これが投球回数を減らす最大の要因なんです。
ストライクの影響を具体例で見てみましょう。
ストライクなしの場合
第1フレームから第9フレームまで、全て2投ずつ使った場合は18投になります。
これに第10フレームの2投(ストライクなしの場合)を足すと、合計20投です。
ストライクありの場合
例えば、第1フレームから第9フレームのうち3回ストライクを出したとしましょう。
すると、ストライクの3フレームは各1投で終了するので、3投分短縮されます。
- ストライク3回:3投
- 残り6フレーム(2投ずつ):12投
- 第10フレーム(ストライクなしで2投):2投
- 合計:17投
このように、ストライクが出るたびに投球回数は減っていくんです。
ボウリング場で上手な人のプレイを見ていると、さくさくとフレームが進んでいくのは、ストライクを連発しているからなんですね。
ただし、第10フレームだけは例外で、ストライクを出してもそこで終わらず、ボーナス投球として2投追加されるという特別ルールがあります。
ですから、全フレームでストライクを出す「パーフェクトゲーム」でも、第10フレームでは3投するので、最小投球数は12投になるわけです。
ボウリングは1ゲームに何回投げれる?のQ&A

ボウリングの投球回数について、初心者のあなたが「実はこれも知りたいんだよね」と思っている疑問に答えていきます。
以下の3つのポイントを押さえておけば、当日のボウリングがもっと楽しめるはずです。
- 「フレーム」の正確な意味
- 初心者が実際に投げる回数の目安
- 投球回数とゲーム時間の関係
それぞれ詳しく解説していきますね。
「フレーム」ってなんのこと?
ボウリングを理解する上で、「フレーム」という言葉の意味をしっかり押さえておくことが大切です。
フレームとは、ボウリングの1ゲームを構成する10個の区切り(単位)のことを指します。
わかりやすく言うと、フレームは「野球のイニング」みたいなものなんですよ。
野球が9イニングで1試合なのと同じように、ボウリングは10フレームで1ゲームという構成になっているわけです。
フレームの基本的な特徴を整理すると、こんな感じになります。
- 1ゲームは「第1フレーム」から「第10フレーム」まで全10フレームで構成
- 各フレームは、ピン10本を倒すための最大2回の投球を1セットとする
- スコアシートやオートスコア上では、得点を記録するスペースとしても機能
- 第10フレームだけは特別で、最大3回まで投球できる
スコアシート(あの横長の記録用紙)を見ると、横に10個の四角いマスが並んでいますよね。
あれが1つ1つのフレームなんです。
| フレーム | 投球回数 | 補足 |
|---|---|---|
| 第1~9フレーム | 最大2投 (ストライクなら1投) |
通常ルール |
| 第10フレーム | 最大3投 (ストライクまたは スペアの場合) |
ボーナス投球がある 特別フレーム |
つまり、「今、第3フレームだね」と言われたら、それは「10回ある投球チャンスのうち、今3回目の区切りにいるよ」という意味なんです。
各フレームでは、基本的に2回の投球チャンスがあって、その2回でできるだけ多くのピンを倒すことを目指します。
1回目の投球で10本全部倒せば「ストライク」、2回目で残りを全部倒せば「スペア」となり、スコアにボーナス点が加算されるという仕組みです。
ボウリングは、この10個のフレームを積み重ねていって、最終的な合計点を競うゲームなんですよ。
初心者の投げる回数の平均は?
「初心者って、実際に何回くらい投げることになるの?」という疑問、めちゃくちゃ気になりますよね。
公式な統計データはないんですが、初心者の平均スコアから投球回数を推測することができるんです。
初心者の平均スコアは50点から80点程度とされていて、この場合の投球回数は18投から20投くらいになる傾向があります。
なぜこの回数になるのか、理由を説明していきますね。
投球回数とスコアの関係
ボウリングの投球回数は、ストライクやスペアをどれだけ出すかによって変わります。
| 達成状況 | 投球数 |
|---|---|
| パーフェクトゲーム (全てストライク) |
12投 (最小) |
| 全てオープンフレーム (全て2投で終了) |
20投 |
| 全てスペア (第10フレームで 3投目まで投球) |
21投 (最大) |
初心者の場合、ストライクやスペアがあまり出ないので、多くのフレームが2投でピンを倒しきれない「オープンフレーム」になることが多いんです。
初心者の実際の投球パターン
スコア50点から80点の初心者を想定すると、こんな感じのゲーム展開になります。
- 第1フレームから第9フレーム:ほぼ全て2投ずつ使う(18投)
- たまに1フレームくらいでストライクが出るかも(マイナス1投)
- 第10フレーム:スペアが出なければ2投で終了
- 合計:17投から20投の範囲
ですから、初心者のあなたがボウリングに行くと、だいたい18投から20投くらい投げることになると考えておけば間違いないです。
10フレーム全てがオープンフレームなら、ちょうど20投になるわけですね。
ちなみに、ボウリングのボールって意外と重たくて、連続で投げているとじわじわ疲れてくるんです。
とはいえ、20投くらいなら、普段あまり運動していない人でも十分こなせる回数なので、安心してください。
むしろ、ストライクが出ると投球回数が減って楽になるので、「ストライク出したい!」というモチベーションにもつながりますよね。
投げる回数によってゲームの時間が大幅に変わる?
「投げる回数が多いと、ゲームってめちゃくちゃ長くなるの?」という疑問、実は初心者がこっそり気にしているポイントですよね。
投球回数が多いか少ないかは、ゲームの所要時間に影響を与えますが、「大幅」に変わる主要因ではありません。
1ゲームあたりの投球回数の差は、最小12投から最大21投で、その差は最大9投です。
この9投分の違いは確かにゲーム時間に影響しますが、実は投球回数以外の要素の方が、時間を左右する大きな要因なんですよ。
ゲーム時間に影響する主な要因
投球回数よりも、プレイヤーの投球スタイルやレーン環境の方が、1ゲームの所要時間に大きな影響を与えます。
具体的には、以下の3つの要素が時間を左右するんです。
1. プレイヤーのスタイル(最大の要因)
- 投球動作が速く、次の投球準備に時間をかけない人:1ゲーム約9分
- フォームをゆっくり整えたり、ボール選びに時間をかける人:1ゲーム13~14分
- つまり、同じ投球回数でも、プレイスタイルで4~5分の差が出る
2. 投球回数(影響あり)
- ストライクが多い(投球回数少ない):ピンリセットの回数が減り、時間短縮
- オープンフレームが多い(投球回数多い):2投目を投げる分、やや時間がかかる
- ただし、1投あたり数十秒の差なので、9投の違いでも数分程度の影響
3. 待ち時間
- 隣のレーンと同時に投球するのはマナー違反のため、お互いの投球を待つ時間が発生
- 混雑時には、この待ち時間がゲーム時間を伸ばす大きな要因になる
- 空いている時間帯なら、待ち時間なくスムーズに進められる
| 要素 | 時間への影響度 | 備考 |
|---|---|---|
| プレイスタイル | 大きい (4~5分の差) |
最大の要因 |
| 投球回数 | 中程度 (2~3分の差) |
9投の違いでも 数分程度 |
| 待ち時間 | 状況次第 (0~数分) |
混雑度による |
一般的に、ボウリング1ゲームの時間目安は「1人あたり約10分」とされています。
ですから、4人グループで行くなら、1ゲームあたり40分前後と考えておけば良いわけです。
結局のところ、投球回数が多少増えても、ゲーム時間が劇的に長くなるわけではないんです。
むしろ、初心者のあなたが心配すべきは、「フォームに迷って時間をかけすぎないこと」や「ボール選びでもたつかないこと」の方かもしれませんね。
とりあえず、1ゲーム10分前後と考えておけば、時間配分はバッチリですよ。
ボウリングは1ゲームに何回投げれるのまとめ
ボウリングは1ゲームに何回投げれるのかについて、ここまで詳しく解説してきました。
最後に、この記事の重要ポイントをおさらいしておきましょう。
- ボウリングの1ゲームは最小12投、最大21投
- 基本は1フレーム2投で全10フレーム構成
- ストライクが出るとそのフレームは1投で終了
- 第10フレームだけは最大3投まで投げられる特別ルール
- フレームとは1ゲームを構成する10個の区切りのこと
- 初心者は平均18~20投くらい投げることになる
- 投球回数よりもプレイスタイルの方がゲーム時間に影響する
- 1ゲームの目安時間は1人あたり約10分
ボウリングの投球回数の仕組みを理解しておけば、初めてのボウリングでも落ち着いてプレイできます。
友達やデートで行く前に、この知識を頭に入れておけば、「あれ、この人ルール知ってるんだ」って思われて、ちょっと株が上がるかもしれませんよ。
なにはともあれ、ボウリングは投球回数を気にせず、楽しくプレイするのが一番です。
ストライクが出たら素直に喜んで、ガターになっても笑い飛ばして、わいわい楽しんできてくださいね。
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