ボウリングが下手でつまらないって感じること、僕もめちゃくちゃわかります。
周りがストライク連発してる横で、自分だけガター続き。
正直、「早く終わってほしい」って思っちゃいますよね。
でも安心してください。
まず最初に要点だけをまとめると……
- 実は付き合いで参加してる人はあなただけじゃない
- 上手い人でもつまらない時期は必ずある
- スコアより「楽しむ姿勢」を変えるだけで印象は激変する
- ボウリングの本質的な楽しさは技術じゃなくコミュニケーション
- 平均レベルまでは半年〜1年の継続練習が目安
この記事では、ボウリング歴12年の僕が「下手なりに楽しむ」視点から、実践的なマインドセットや考え方のコツをたっぷり紹介していきます。
スコアアップのテクニックじゃなく、「つまらない」を「まぁ悪くない」に変える方法です。
それでは、具体的なアドバイスを見ていきましょう。
ボウリングが下手でつまらない人へのアドバイス

ボウリングが苦手で楽しめないあなたに向けて、まず知っておいてほしいことがあります。
それは以下の3つ。
- 周りで笑顔の人も実は付き合いで来てるケースが多い
- 上級者ですら「つまらない時期」は経験している
- スコアを気にせず楽しむマインドセットがある
これらを意識するだけで、ボウリング場での過ごし方がガラッと変わります。
順番に詳しく解説していきますね。
つまらなくても付き合いでやってる人も多い
「みんな楽しそうなのに、自分だけつまらない」って感じていませんか。
実は、楽しんでいるように見える人の中にも、本当は苦手で付き合いで参加している人が少なからずいるんです。
ボウリングって、飲み会やカラオケと同じで、職場や友人グループ内での親睦を深めるアクティビティとして選ばれることが非常に多いレジャー。
社交目的で参加している人の本音
多くの人は「スコアを出すこと」よりも、「その場にいて、みんなと時間を共有すること」を主な目的にしています。
つまり、ボウリングそのものというより、一緒にいる人との関係性を大事にしてるわけです。
- 職場の飲み会の延長線上で参加
- 友達グループの定番イベントだから断れない
- デートで誘われたから仕方なく
- 家族サービスの一環として付き合う
こんな理由で来てる人、実はかなり多いんですよ。
苦手な人も「楽しむふり」をしている
特に、大勢で参加している場合、「楽しんでいない」という態度を見せると場が白けてしまいます。
だから苦手な人でも、ミスを笑いに変えるなどして「楽しんでいるふり」をしていることがあるんです。
ガターを出したときに「またか〜!」って大げさにリアクションしたり、ピンが1本だけ残ったときに「惜しい!」って盛り上がったり。
これ、実は内心では「早く終わらないかな」って思ってるかもしれません。
「苦手なのは自分だけではない」という認識
周りの人が全員ボウリング好きの上級者である、という状況は稀です。
「つまらなくても付き合いでやっている人は自分以外にもいる」と認識することで、自分だけが特別に苦手であるというプレッシャーから解放されます。
あなたと同じように「正直つまらない」って思ってる人、隣にいるかもしれませんよ。
「上手い=楽しい」ではない
「上手くなれば楽しくなるはず」って思ってませんか。
実は、上級者でもスコアに伸び悩み、ボウリングが「つまらない時期」を迎えることは珍しくないんです。
上級者だって悩んでいる
プロやアマチュア上級者にとっての「楽しさ」は、「スコアを出すこと」や「技術を極めること」に直結します。
でも、プロのウェブサイトなどでは、「面白くない時期は必ず訪れる」として、伸び悩む停滞期を乗り越えることが上達の鍵だと述べられています。
高い目標を持つ人ほど、目標スコアに届かないと「つまらない」「苦しい」と感じる瞬間があるということ。
- アベレージ200を目指してるのに190台で停滞
- フォーム改造中でスコアが逆に下がる
- レーンコンディションに左右されて安定しない
- ライバルに追い越されて焦る
上級者の悩みって、むしろ深刻だったりするんですよね。
初心者の楽しさの定義は違う
一方、初心者の楽しさは、スコアではなく、「ストライクが取れた」「たまたまスペアが取れた」といった、小さな成功体験や、仲間とわいわい騒ぐことにあります。
スコアにこだわりすぎず、「ガター回避」や「ピンを1本でも多く倒す」といった小さな目標達成に楽しさを見出すことが重要なんです。
たとえば……
- 今日初めてガーターじゃなかった!
- 5本も倒せた!
- みんなでハイタッチできた!
- 変な投げ方で盛り上がった!
こういう瞬間こそが、ボウリングの本当の楽しさだったりします。
下手でも楽しむマインド的な4つの秘訣
ボウリングが苦手な人が、スコアに関係なくその場を楽しむためのマインドセットの秘訣を紹介します。
ポイントは「スコア」ではなく「行動」や「雰囲気づくり」に意識を向けること。
目標を「スコア」から「行動」に変える
「100点を出す」といったスコア目標ではなく、自分の行動やプロセスに目標を設定してみてください。
- 今回はガターを3回以内に抑える
- 毎回同じ立ち位置から投げる
- 教えてもらったフォームを1回だけ試す
- 助走の歩数を固定してみる
達成しやすい目標に集中することで、楽しさにつながります。
スコアボードの数字より、「今日はこれができた」という自分の中の達成感が大事なんです。
成功体験を細かく区切る(ポジティブな部分を探す)
1投ごとに「倒れたピンの数」ではなく、「今、まっすぐ投げられた!」「ボールが指からスムーズに離れた!」といった、良かった部分を意識的に見つけて褒めてください。
これが自己肯定感を高め、ゲームへのモチベーションを保ちます。
ガーターでも「でも今の投げ方は前よりマシだった」とか、「フォームは前回よりきれいだった」とか。
なんでもいいから、ポジティブな要素を探す癖をつけるんです。
対戦相手ではなく「ピン」と対戦する意識
周りの人のスコアと比較するのをやめましょう。
「いかに目の前のピンを倒すか」という一点に集中するんです。
自分のペースで集中することで、他者との比較によるプレッシャーや焦りから解放されます。
- 隣の人が連続ストライク→「すごいな」で終わり
- 自分がガター連発→「次は真ん中狙おう」と切り替え
- スコアボードは見ない→自分の投球だけに集中
ボウリングって本来、ピンとの対話なんですよね。
「楽しむこと」を最優先の目標にする
プレイ中も「今日は楽しむことだけが目的!」と割り切ってください。
ミスをしたら笑いに変え、周りの人が上手く投げたら大げさに褒めることに集中します。
「周りを盛り上げている自分」という役割を見つけることも、楽しむための秘訣なんです。
- 「ナイスボール!」って声かけ係になる
- ガターを「やっちまった〜!」ってネタにする
- スコアより休憩時間の会話を楽しむ
- 変な投げ方を試して笑いを取る
盛り上げ役に徹すると、結果的に自分も楽しめてるんですよ。
ボウリングが下手でつまらないに関するQ&A

ボウリングの楽しさの本質と、上達に必要な練習量について、よくある質問に答えていきます。
- そもそもボウリングの楽しさって何なのか
- 平均レベルに達するにはどれくらい練習が必要か
この2つを理解すると、「つまらない」から抜け出すヒントが見えてきます。
そもそも「ボウリングの楽しさ」って何?
ボウリングの楽しさは、スキルレベルや目的によって様々です。
端的に言ってしまうと、楽しさは以下の3つの要素に集約されます。
| 楽しさの要素 | 詳細 |
|---|---|
|
コミュニケーションと一体感 |
友人、家族、同僚と 協力しながら同じ目標に向かって わいわい盛り上がれる。 非日常的な一体感が魅力。 |
|
小さな達成感と ギャンブル性 |
意図せずストライクやスペアが 取れた時の爽快感、偶然性。 一発逆転の可能性といった非日常的な快感。 |
| 技術向上と自己探求 |
上級者向け。 レーンのオイル状態など変数が多い中で 再現性の高い投球を追求。 スコアが伸びた時の達成感。 |
ボウリング最大の魅力はレジャー性
結論として、ボウリングの最大の楽しさは、「スコアに関係なく、ミスも含めて周りの人と一緒に盛り上がれるレジャー性」にあります。
上級者にとっての自己探求もさることながら、初心者や一般の人にとっては、技術より「みんなで楽しむ時間」こそが本質なんです。
ボウリングって、誰でも気軽にできるスポーツ性とゲーム感覚が両立してるんですよね。
仲間と一緒にプレーしてコミュニケーションを深めたり、スコアで自分の成長を実感したりできることが大きな魅力。
- 体力に自信がなくても自分のペースで無理なく楽しめる
- 安全性が高く健康促進効果もある
- 1ゲーム約15分程度で区切りが良く集中しやすい
- 年齢や性別を問わず一緒に遊べる
これらの要素が、ボウリングが長年愛されてる理由です。
偶然性が生む非日常的な快感
ボウリングの面白さの一つに、「偶然性」があります。
狙ってないのにストライクが出たり、変な当たり方でスペアになったり。
この予測不可能な展開が、ギャンブル的な興奮を生むんです。
ピンが「カーン!」って弾けるときの音や、連鎖的に倒れていく様子を見てるだけでも爽快感がありますよね。
これは、スコアが低い人でも十分に味わえる楽しさなんです。
平均レベルに達するにはどれくらい練習すればいい?
「平均レベル」の定義や練習の質によって大きく異なりますが、リサーチ結果から具体的な目安が見えてきます。
「平均レベル」の定義
一般的に、ボウリング場の客のアベレージは100〜130程度と言われることが多いです。
でも、アマチュアの一般的な目標とされるのは150前後。
この記事では、アベレージ130〜150程度を「平均レベル」として解説していきます。
必要な練習量(時間の目安)
僕が熟練者から聞いた話では、アベレージ150を安定させるために、週に1回、約3ゲーム程度の練習を1年間続けることが目安だとか。
これは、約150ゲームに相当します。
また、アベレージ180(マイボールを持つボウラーの一般的な目標レベル)に到達するには、最低でも300〜500ゲームの投球が必要とされています。
- アベレージ130〜150達成→約100〜150ゲーム(半年〜1年)
- アベレージ180達成→約300〜500ゲーム(1年半〜2年以上)
- 週1回3ゲームのペースなら年間約150ゲーム
- 月2回程度なら達成まで2〜3年かかる計算
正直、かなり時間がかかりますよね。
練習の質が重要
単にゲーム数をこなすだけでなく、正しい知識(フォーム、狙い方)を身につけ、毎回同じ動作を再現できるよう意識して練習することが重要です。
特に、自己流に固執せず、コーチや経験者から客観的なアドバイスを受けることが、効率的な上達には不可欠。
- フォームを動画で撮って確認する
- 上手い人のフォームを観察して真似る
- 1ゲームごとに反省点をメモする
- 同じレーンで繰り返し投げて感覚を掴む
ただ投げてるだけじゃ、上達のスピードは遅くなります。
マイボールを持つ効果
マイボールを持つことも、平均レベルに達するための重要なステップとされています。
なぜかというと、指穴が自分の手に完全にフィットし、再現性が格段に上がるから。
ハウスボール(貸し出し用のボール)だと、毎回微妙に指穴のサイズや位置が違うので、安定した投球が難しいんです。
結論として、一般的な平均レベル(アベレージ130〜150)に到達するには、正しい知識を持って、約半年〜1年間(100〜150ゲーム程度)の継続的な練習が一つの目安となります。
でも、「つまらない」を解消するために、必ずしもこのレベルを目指す必要はありません。
とりあえず、「今より少しマシになればいいな」くらいの気持ちでいいんですよ。
ボウリングが下手でつまらないのまとめ
ボウリングが下手でつまらないと感じているあなたに向けて、マインドセットを中心にアドバイスをお伝えしてきました。
最後にもう一度、重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 楽しそうに見える人も実は付き合いで来てる人が多い
- 上級者でもつまらない時期は必ず経験する
- スコアより行動目標に切り替えると楽しめる
- ボウリングの本質はコミュニケーションと一体感
- 平均レベルまでは半年〜1年の継続が必要
- 盛り上げ役に徹するのも一つの楽しみ方
ボウリングが下手でつまらないと感じるのは、決してあなただけじゃありません。
スコアを気にせず、その場の雰囲気を楽しむことに意識を向ければ、「まぁ悪くないかも」って思える瞬間が必ず訪れます。
次にボウリングに誘われたときは、この記事の内容を思い出して、少しだけ気楽な気持ちで臨んでみてください。
きっと、今までとは違った楽しみ方が見つかるはずですよ。
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