一人でボウリングに行くのって、恥ずかしくないですよ。
私はボウリング歴12年になりますが、最初は「一人で行ったら変な目で見られるかな」って不安でした。
でも実際に行ってみたら、意外と一人客が多くてびっくりしたんです。
まず最初に要点だけをまとめると……
- 一人ボウリングは恥ずかしくない!練習目的の一人客は意外と多い
- 周りは自分のゲームに集中しているので、下手でも笑われることはない
- 自分のペースで練習できるから、上達も早い
- 平日の昼間や夕方なら一人客が多くて浮かない
- 店員は一人客を歓迎している(むしろ優良顧客)
この記事では、一人ボウリングの実態やメリット、気になる周りの目について、私の経験談を交えながら詳しく解説していきます。
「一人で行ってみたいけど勇気が出ない」というあなたの背中を、そっと押せたら嬉しいです。
一人ボウリングのススメ!

一人でボウリングに行くことに抵抗を感じる人は多いですが、実は一人客は珍しくありません。
ここでは以下の3つのポイントで、一人ボウリングの実態とメリットを解説します。
- 「恥ずかしい」のは最初だけ!一人客は意外と多い
- 「下手」だと笑う人はいない!周りの客は他人を見ていない
- 個人的にもおすすめ!一人ボウリングのメリットや楽しさ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「恥ずかしい」のは最初だけ!一人客は意外と多い
「一人でボウリング場に行くなんて恥ずかしい」って思っていませんか。
実は、一人でボウリングに来る人は思っている以上に多いんです。
2023年の消費者調査レポートによると、ボウリングに行く相手として「ひとり」が5番目に多い選択肢として挙げられています。
「家族」「友達」「仕事仲間」「恋人」に次ぐ割合で、無視できない数の一人客が存在しているということですね。
一人客が多い理由
一人でボウリングに来る人には、明確な目的があります。
- 練習を兼ねてスムーズに楽しめる
- 趣味として真剣に取り組んでいる
- 家族や仕事仲間に趣味としてやる人がいない
- 全国大会に向けた特訓
- 他の人を待つ必要がないので効率的
つまり、レジャー目的というより競技・趣味・効率性を重視する層が一人客の中心なんです。
抵抗感はあるけど実践者もいる
ただ正直なところ、一人ボウリングに心理的な抵抗を感じる人が多いのも事実です。
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングの「おひとりさま消費に関する調査(2022年)」では、「一人で出かけるには抵抗がある場所」の2位に「ボウリング場」が挙がりました。
1位は遊園地・テーマパークで、特に女性が一人ボウリングに抵抗を感じているというデータもあります。
でも、これって逆に言えば「抵抗はあるけど実際に行っている人もいる」ということなんですよ。
最初の一歩は勇気がいるけれど、行ってしまえば意外と普通に楽しめる環境が整っています。
「下手」だと笑う人はいない!周りの客は他人を見ていない
「スコアが低いと笑われるんじゃないか」という心配、わかります。
私も最初はガター連発で恥ずかしかったですから。
でも安心してください。
ボウリング場にいる他のお客さんは、あなたのプレイなんて見ていません。
周りの客は自分のグループに集中している
ボウリング場に来ている利用者の大半は、「家族」や「友人」とのレジャー、または「仕事仲間」との親睦が目的です。
つまり、みんな自分のグループとの交流に集中しているんですよね。
自分のグループ以外の他人を意識する利用者は少なく、他人のスコアやフォームを逐一見て笑うような行動は極めて稀です。
- 家族連れは子どもの世話や盛り上がりに夢中
- 友人グループは仲間内のトークで盛り上がっている
- 会社関係は気を使いながらコミュニケーション中
- 一人客同士はそれぞれ練習に没頭している
なんていうか、みんな自分のことで精一杯なんです。
一人客は自分の投球に集中している
一人客の多くが「練習」「スコアアップ」を目的としているため、彼らは他人の目を気にする暇なく、自身の投球に集中しています。
フォームの確認、ボールの選択、レーンコンディションへの対応など、技術的な側面に完全に意識を向けているんですよ。
だから、あなたが多少ガターを出そうが、スコアが低かろうが、誰も気にしていないし笑ったりしません。
むしろ、真剣に練習している一人客同士は、お互いを尊重する雰囲気があります。
個人的にもおすすめ!一人ボウリングのメリットや楽しさ
私が一人ボウリングをおすすめする理由は、やっぱり「効率性」と「集中力」です。
複数人で行くのも楽しいんですが、上達を目指すなら断然一人がいい。
待ち時間なしでスムーズに投げられる
複数人の場合、投球と投球の間にインターバルが発生しますよね。
4人で行けば、自分の番が回ってくるまで結構待つことになります。
でも一人なら自分のペースで連続して投球できるんです。
- リズムが途切れないから調子を維持しやすい
- 短時間で多くのゲームをこなせる
- 集中力が切れる前に練習を終えられる
- 他人の投球を待つストレスがない
この「スムーズさ」は、一人客がボウリング場を利用する理由として実際に挙がっている大きなメリットです。
練習に完全集中できる
周りの会話や盛り上がりに邪魔されることなく、技術的な側面に完全に集中できるのが一人ボウリングの最大の魅力です。
| 集中できること | 具体的な内容 |
|---|---|
| フォームの確認 | 助走のステップ数 リリースポイント 腕の振り方 |
| ボールの選択 | 重さの調整 スピンのかけ方 コースの狙い方 |
| レーン分析 | オイルの状態確認 コンディション対応 軌道修正の練習 |
| メモ・動画撮影 | スコアの記録 フォーム撮影 改善点の洗い出し |
まぁ、こういった細かい技術練習は、友達と一緒だとなかなかできないですよね。
練習を目的とする上級者が一人で訪れるのは、こうした理由があるからなんです。
料金的にもお得な投げ放題プラン
多くのボウリング場が提供する「投げ放題」プランは、時間を最大限利用して多くのゲームを投げたい一人客にとって、最も料金的なメリットがあります。
- 2時間投げ放題で2,000円前後(平日料金)
- ゲーム数を気にせず練習できる
- 1ゲームあたりの単価が格段に安くなる
- 集中的に投げ込みたい日に最適
つまるところ、一人ボウリングは他人の目を気にせず、自身の技術向上や効率的な運動を楽しみたい層にとって、非常に合理的でメリットの大きい利用形態なんです。
一人ボウリングに関するQ&A

一人ボウリングを始める前に気になる疑問について、具体的にお答えします。
- 一人でも浮かない時間帯や曜日は?
- 1人ボウリングの専門店はある?
- 店員は一人客をどう思っている?
それぞれ見ていきましょう。
一人でも浮かない時間帯や曜日は?
「一人で行って浮かないか心配」という気持ち、よくわかります。
結論から言うと、平日の開店直後から午前中、そして夕方が一人客にとって最適な時間帯です。
平日午前の開店直後
シニア層や早朝割引を利用する主婦層など、時間に融通が利く層の一人利用者が多い時間帯です。
- 学生や会社員などの団体客が少ない
- 場内が静かで落ち着いてプレイしやすい
- シニア割引や早朝割引でお得に利用できる
- レーンの空きが多く、ゆったり練習できる
ボウリング場の料金体系を見ても、この時間帯は割引が設定されていることが多く、運営側も一人客の利用を想定しているんですよね。
平日夕方(17時〜19時頃)
「投げ放題」プランが最も安価に利用できる時間帯で、仕事終わりや学校終わりに集中的に練習したい競技志向の客が増え始めます。
| 時間帯 | 特徴 | 一人客の多さ |
|---|---|---|
| 平日午前 (10時〜12時) |
シニア層中心 静かな環境 |
◎ |
| 平日昼 (12時〜17時) |
団体客少ない 落ち着いている |
○ |
| 平日夕方 (17時〜19時) |
練習目的が多い 投げ放題利用 |
◎ |
| 平日夜 (19時〜23時) |
混雑し始める 団体客増加 |
△ |
| 土日祝 | 家族連れで混雑 レジャー客中心 |
× |
彼らは効率を重視するため、一人利用が多いと推測されます。
なんていうか、この時間帯は「練習するぞ」という雰囲気の人が多いので、一人でも全然浮かないんですよ。
避けたほうがいい時間帯
逆に避けたほうがいい時間帯もあります。
- 土日祝の午後以降:家族連れやグループ客で賑わう
- 平日夜のピークタイム(18時〜23時):仕事帰りの団体で混雑
- 金曜日の夜:週末気分で盛り上がる団体が多い
混雑時は団体や家族連れで賑わうので、一人でプレイしやすい環境とは言い難いです。
団体客が最も少なく、練習やシニア割引など目的を持った一人客の利用が多いのは、平日の開店直後から午前中です。
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ボウリングと僕1人ボウリングの専門店はある?
「一人客専用のボウリング場があればいいのに」と思ったことはありませんか。
残念ながら、日本国内において「一人ボウリング専門店」は存在しません。
専門店がない理由
ボウリング場は、家族、友人、団体など複数人でのレジャーを主な収益源として設計・運営されています。
1レーンを1人が利用しても、4人が利用しても、設備コスト(レーン、ピンセッター、ボールリターンなど)はほとんど変わりません。
- レーンの維持管理費は人数に関係なく発生する
- 1人客だけでは収益性が低い
- 複数人利用のほうが飲食やゲーム回転率が上がる
- 一人客専用のビジネスモデルは成立しにくい
そのため、一人客のみに特化したビジネスモデルは、現在のボウリング場の料金体系や収益構造では成立しにくいんですよね。
一人客向けのサービスは充実している
専門店はありませんが、多くのボウリング場が一人客や競技者向けのサービスやプランを用意しています。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| 投げ放題プラン | 時間制で何ゲームでも 練習に最適 |
| 個人練習用特別料金 | 平日割引 早朝・深夜料金 |
| マイボウラー優遇レーン | 専用レーン設置 優先利用可能 |
| ロッカーサービス | マイボール保管 シューズ預かり |
つまり、「専門店」という形ではないけれど、実質的に一人客のニーズに対応する環境は整っているということです。
店員は一人客をどう思っている?
「店員に『何名様ですか?』って聞かれるのが嫌だ」という声、よく聞きます。
でも安心してください。
店員は一人客に対して特にネガティブな感情はなく、むしろ真剣に練習するプレイヤーとして歓迎する場合が多いんです。
投げ放題による収益貢献
店員の視点から見ると、一人客は「投げ放題」プランを利用し、長時間の利用料を支払ってくれる優良な顧客なんですよ。
- 投げ放題で長時間利用してくれる
- 平日の空いている時間帯にレーンの稼働率を上げてくれる
- リピート率が高い(定期的に練習に来る)
- 追加オーダー(ドリンクなど)も期待できる
特に団体客が少ない平日であれば、レーンの稼働率向上に貢献してくれる重要な顧客として認識されています。
混雑時の調整役としても重要
混雑時に、店員は効率的なレーン割り当てを求められます。
一人客は余ったレーンや、他のグループの隣接レーンを埋める調整役としても機能するんです。
| 状況 | 一人客の役割 |
|---|---|
| 空きレーンが点在 | 隙間を埋めて 効率的に運営 |
| 大人数グループ待ち | 単独レーンで 待ち時間解消 |
| 練習目的の来店 | 端のレーンで 集中して投球 |
店員は一人客の来店理由を理解している
多くの店員は、一人で来店する客が「練習目的の競技者」や「熱心な愛好家」であることを経験的に知っています。
そのため、一人客に対しては「練習頑張ってください」といった肯定的な接客を行うことが一般的です。
- 「いつも練習お疲れさまです」と声をかけてくれる
- 空いているレーンを案内してくれる
- 必要に応じてアドバイスをしてくれる
- マイボウラーとして尊重してくれる
接客の質やスタッフの対応は店舗や時間帯によって差がありますが、概ね一人客は自然に受け入れられており、浮いたり疎外されたりすることは少ないとされています。
店員は、一人客を店の稼働率と収益に貢献してくれる重要な顧客層として、好意的に受け入れています。
一人ボウリングのまとめ
ここまで一人ボウリングについて詳しく解説してきました。
最後にもう一度、重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 一人客は意外と多く、練習目的のマイボウラーも少なくない
- 周りは自分のゲームに集中しているので下手でも笑われない
- 自分のペースで練習できるから効率的に上達できる
- 平日の午前中や夕方なら一人客が多くて浮かない
- 専門店はないが一人客向けのサービスは充実している
- 店員は一人客を優良顧客として歓迎している
一人ボウリングは、最初は勇気がいるかもしれません。
でも実際に行ってみれば、周りの目なんて気にならなくなりますよ。
自分のペースで好きなだけ投げられる一人ボウリングは、上達への近道でもあり、最高のストレス発散にもなります。
なにはともあれ、まずは平日の空いている時間帯に一度足を運んでみてください。
きっと、一人ボウリングの快適さと楽しさに気づくはずです。
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